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片蔭に入りて女の歩に戻る 福井離村
炎天下を歩いている女のひと。燃えるような暑さに汗びっしょりです。男のようなスタスタとした歩き方なのでしょう。道は木々が鬱蒼と繁っている木陰に入りました。さきほどとはうって変わって、嘘のような涼しさ……。男のように歩いていたその足どりは、女の方本来の、小さい足どりに変わった、というのでしょう。女の歩(ほ)に戻る女心がいとおしく思われます。
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