中西 龍(なかにし りょう)
「私は中西アナウンサーであるより、許されるぎりぎりのところまで、中西龍個人でありたい希います。また他のどのアナウンサーにも似ていたくないと、思います」
1928年(昭和3年)、東京生まれ
1953年(昭和28年)、明治学院大学英文科卒業
同年、NHK入局。
熊本、鹿児島、旭川、富山、名古屋、大阪、東京の各放送局に勤務。
のど自慢の司会、大河ドラマ「国盗り物語」「きらめくリズム」「連続テレビ小説」の語り手、「みんなの茶の間」「文芸作品」の朗読等を担当。NHK在職中、美空ひばりの懇願で彼女が歌う民放番組の収録に協力。ライブテープにも声の出演を果たしている。
1984年(昭和59年)6月16日、NHKを希望退職。NHKラジオ「にっぽんのメロディー」「鬼平犯科帳」、CMのナレーションを担当し、フリーとして活躍の場を広げる。
1998年(平成10年)10月29日脳こうそくにて死去。