二の腕を出して五月の厨妻 茶木アイ子
「いやぁ、まめに働くねぇ。
どんな御馳走ができるのかな、愉しみだねぇ……。
おいおい君、半袖じゃないか。
白い太い腕……太いは余計だったかな……これは失礼……。
美しい腕を出して寒くないのかね!?
そうか、そういえばすでに五月だな。
色とりどりに花は咲き、鳥は歌い、風麗らかに薫り。
そして君の腕(かいな)白く悩ましき五月だなぁ……。
五月がわたしは一年のうちでいちばん好きだよ。
なにかこう希望が持てる。
もういい歳なのに、なぜか大きな希望が湧いてくるんだな!!
満天下緑濃き五月、いいねぇ、ほんとにいい!!」
コメントありがとうございます!
かなり不定期で恐縮ですが、これからも中西龍氏のエッセイを等をご紹介していきたいと思っております。
懐かしさと古き良きNHKと。
そして日本の素晴らしい四季を感じていただければ幸いです。
投稿情報: 管理人joe | 2006年5 月17日 (水) 21:18
中西龍さん、
懐かしいです。
ほとんど毎夜聴いてました。
投稿情報: 清水哲男 | 2006年5 月17日 (水) 09:08