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少年の眼鏡の夕日秋の湖 広瀬町子
終日爽やかな秋風がそよいでいた湖に、いま陽が落ちようとしています。夕陽の赤さが、湖を見ている少年の黒縁の眼鏡を眩しくして時折光っています。いかにも利発そうで、育ちのよさそうな少年です。それでいて、どことなく淋しそうな少年……。<どういう家の子供なんだろうか……>作者の想像は涯しなく拡がります。
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