風邪が爺さまのションベンのようにダラダラと治らず。
免疫力の異常な低下も歳のせいかとあきらめておりましたわたくしを更なる悲劇が……。
その悲劇の舞台となったのは社員食堂―。
チキンカツ定食を注文し、いつも放ったらかしにしている“レモン君”をその日に限って使ったのです。
左手の親指と人差し指で摘み、どうみてもハムカツぐらいの厚味しかないチキンカツにめがけ思いっ切りしぼったその瞬間!
指先に滴りを残したまま忽然と消えてしまったのであります。
レモン君!! どこだ!?どこだ!?どぉ~こいった!?
机を見渡してみると、私の左側でざるそばを食べてるおじ様の視線が、何故か一点に集中しちょりまして。
まさか!?そんなことは!?ありえね~!
と思いつつもおじ様のそば汁の器を覗いてみると……。
おお~!わたくしのレモン君がそば汁の中で気持ちよさそうに浮いているではありませんか!
で、あとはお決まりの平謝りでござい。
さてさて、免疫力ともうひとつ。
歳を重ねてくると“握力”ってものが衰えてくるってことを身をもって体験した擂り粉木オヤジでございます。
最近のコメント