わたくしの子供の頃は結構あっちこっちで酔っ払いのオジサマ方が喧嘩をしてらっしゃいました。
最近はあまり見かけなくなったったなぁ~と思っていたら、さすが春。歓迎会他、忘年会シーズンに次いでなにかと飲む機会が多い時期、久々に大手町の地下で喧嘩を拝見いたしました。
21時過ぎ。
50歳後半、ワイシャツ、ネクタイ、スーツともセンスが良く、かなり高収入そうな方。対するは30歳前半、これまた服装のセンス良し、身長180センチ近いイケメン。
おせっかいな方が通報したのでしょう、すでにおまわりさん7、8人(銃やナイフなど所持してる訳がないのでちょいと大袈裟!?)が二人を囲んでおりました。
さてさて、どんな論理展開で喧嘩すんだろ?と、ワクワクしていたわたくしの期待をお二人はものの見事に裏切りやがりました。
男性50歳後半:「だからあんたが改札から出てきて、いきなり俺の手を掴んだんだろうが~!」
男性30歳前半:「おっさん!本気で言ってるのか!?あんたがぶつかってきて、いきなり蹴ったんだろ!」
おまわりさん方:「……」。
なんだかな~。ただぶつかっただけっすか!?それだけで喧嘩するのは不良か○クザさんだけだと思っていたのですが……。
うう、酒が入っているとはあまりにも幼稚なのでは……!?
会社でも先日、喧嘩がございました。
こちらは最初こそ、仕事とは、組織とはといったシリアスな組織論だったのですが、なんと5分もしないうちに……。
Aさん:「でっけ~声、出しゃいいってもんじゃねんだよ! 出そうと思えばお前よりでかい声、出せるんだよ!」
Bさん:「お前みたいな馬鹿には大きな声でも出さないとダメなんだよ!」
(わたくしだったらこう言います。「お前みたいな鍾乳洞並みの底深い空っぽな頭には、遥か遠くまで聴こえるこえるようなでっけー声出してやったとしても聴こえるかどうかだけどな!」)
うーん、声の大きさ自慢になっちまってる……。
春。本能が目覚める春。犬が恋を求める春。
どうせ喧嘩をしてしまうなら、男の子の本能を丸出しにして、殴り合うような清々しい喧嘩をよろしくお願いしたいのです。
それができないなら……。
喧嘩はやめましょ。
決して良いことはないのですかから。
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