擂り粉木Joeの人生奮戦記

桜

小学校の周りの桜が満開です。

40年くらい前、新しい世界に足を踏み出すのが怖くて、母親の手をしっかり握り締めて桜の木の下に佇んだ入学式。
校門をくぐるのもためらいがちでした。
その写真に写っているわたくしの顔はやはりビビリ顔。

あれから何人の子供たちがこの木の下に集まったのでしょう。

あれから何人の子供たちがこの木の下でお母さんにしがみついたのでしょう。

あれから何人の子供たちが卒業式にこの木の下で次なる世界への旅立ちを誓ったのでしょう。

淫靡さえ感じる薄ピンク色の桜の木の下に再度佇みながら、母なる力を暫し頂戴した擂り粉木おやじでございます。

並べてみました。

柴犬のオシリの穴に雑草のナガミヒナゲシ（長実雛芥子）。

わたくしの好きなもの、ツーショットでございます。

風景

「明日は休みだから！」ってんで、ちょいと羽目を外して痛飲。

二女はよく二日酔いのわたくしを「『かっぱ　えびせん臭い！』」と蔑む。

日曜日。

午前11時。

“女族”どもは“一家の主（あるじ）”をほったらかしにしてすでに各々の休日を満喫し始め-ているらしく、影も形もなし。

洗面所で顎が外れるほどのあくびをしながら鏡を覗く。

「お～！完全に落ち武者じゃ……」。

和室から線香の匂いが。

次女がつけたらしい。

仏壇に3学期の成績表。

そういえば昨日成績が上がったって自慢してたっけ。

再びダイニングテーブルに戻り、長女が出がけに吹きかけまくったであろうコロンの残り香をつまみに煙草を一服。

「色気付きやがって……」。

いつの間にか犬の空がわたくしの傍らで“お座り”。

食い物をせがむ態勢完了ですか？

隣の部屋では雌猫どもが嫉妬してか、うぉんうぉんと鳴き止まず。

春近し。

こんな家族の風景が最近妙に気に入っております。

言い訳

ここんところ忙しくて、めちゃめちゃブログ更新をさぼっております。

書きたことは山積してるんですけど。

ジ・エイギョーメン

夢が実現しそうです。

職場のバンド『ジ・エイギョーメン』にドラムで参加させてもらえそうなのです。

ジ・エイギョーメンのライブを拝見したのは５年ほど前。「なんて楽しそうなんだろう！」と思うと同時に「もう会社に俺の居場所はないな……」って痛いほど寂しくなったあの時……。

頚椎ヘルニアが再発しようと叩かしていただこうと思っております。