小学校の周りの桜が満開です。
40年くらい前、新しい世界に足を踏み出すのが怖くて、母親の手をしっかり握り締めて桜の木の下に佇んだ入学式。
校門をくぐるのもためらいがちでした。
その写真に写っているわたくしの顔はやはりビビリ顔。
あれから何人の子供たちがこの木の下に集まったのでしょう。
あれから何人の子供たちがこの木の下でお母さんにしがみついたのでしょう。
あれから何人の子供たちが卒業式にこの木の下で次なる世界への旅立ちを誓ったのでしょう。
淫靡さえ感じる薄ピンク色の桜の木の下に再度佇みながら、母なる力を暫し頂戴した擂り粉木おやじでございます。
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