浜松町の蕎麦酒房「本枯」。
49歳の男が二人。二つ下が一人。52歳が一人。
浜松町の蕎麦酒房「本枯」。
52歳が一人。49歳男が二人。二つ下が一人。
日本酒がほど良くまわり、話はいつしか「俺たちってじじい!?」談義へ…。
先日久しぶりに大学時代の先輩、同期、後輩と飲みました。
「うちの会社にさ、新人が入ったんだよ。22歳位だぜ!30歳くらい違うんだぜ!あいつらから見たら俺たちはすっげ~じじいに見られてんだろうな~!」と同期。
ちらっと隣の席の目をやる私。
“俺たち”からみたら完全に年上でグタグタのおじさんたち。
自分の酒の弱さを忘れ、日本酒をしこたま飲んだわたくし、
「確かに歳の差はあるけど、昔の50歳と俺たちはじじいさ加減が違うだっての!」って自分でも説明できない、意味不明の開き直り発言。
そのあとは何を話したかも不明。酒量も不明。簡単な話、飲み過ぎ。
さてさて、数日経って冷静に考えてみました。
隣の席にいたおじさんたち。
年上なのは間違いないけれど、現役のサラリーマンなら“俺たち”と10歳も違わないはず。
同期が話した新人君たちとは30歳の差…。
彼らからみりゃ、“俺たち”も隣の席にいたおじさんたちも、もしかして区別がつかない!?
そそそそういや、この前、中学二年生の次女に
「きゃははは!耳から長い毛がいっぱい出てる~!」って笑われたっけ…。
「背中に斑点があってじじいくさい!」って言われたっけ…。
そう思って以来、通勤電車で若い女性が近くに来ると、反射的に下を向き、ものすご~く委縮してしまう擂り粉木おやじ…。
で、酒飲んで萎縮を吹き飛ばして、また暫くして委縮して…。
去年も今頃も同じ連鎖にはまっていたような…。
そんな風に歳月が流れていくのはかなり寂しい気がするのですが…。
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