擂り粉木Joeの人生奮戦記

ちょい焼け

いや、暑い！！

目に入ってくる汗に耐えながらビデオを回しました。

次女の中学の運動会。

この歳になると、運動会の観覧もどM、我慢大会の域。

鼻の頭と腕と首筋が日焼け。

藤山寛美さんばりの顔。

さてこんな顔になるのもあと三回あるかないか。

敬老席に座って、満面の笑顔でお孫さんを応援されている方々を見ていると

もし、おやじが生きてて、見に来ても、絶対にあの席には座らないだろうなとか

もし、お袋が生きてて、見に来ても、競技そっちのけで、あの子は誰の孫だとかご近所情報をしゃべりまくるだろうなとか

このおじいちゃん、おばあちゃん方は、暑い最中に孫の“雄姿”を見に来るんだから、きっと仲のいい家族なんだろうなとか

いろんなことが頭をめぐって

何故だか涙がこみ上げて来て

わたくしよりもはるかにデカくて普段は生意気であろうくそ餓鬼どもが、ホコリまみれになって競技をする姿がことのほか愛おしく思えてきて

また来年も“藤山寛美顔”になりにくるかと独り言をいう擂り粉木おやじでなのございます。

合掌

初めてお会いしたのは、わたくしが高校生の頃だったでしょうか。

胆のう炎で入院していたおやじを見舞って下さいました。

カーディガンをさりげなく腰に結び付けて。

ショートカットの髪が風に靡いて。

「働く女性ってのは、こんなにもキラキラして、眩しくて、カッコいいものなのか！！」

「やりたい！」ってことが頭の中の90％を占めていた鼻タレ小僧のわたくしなんぞは、その眩しさで、直視することもままならず…。

頼近美津子さん。53歳。

心よりお悔やみ申し上げます。

思い込み！？

スタイルが良くて、

センスが良くて。

カッコよくていい女は、

何故かがに股でホクロが多い方が多い、と思っているのは

わたくしだけでしょうか。

どいちゃん

連休中にいった吉祥寺の「どいちゃん」。

２回目ですが、とにかく落ち着いちゃいます。

散歩の途中でしょうか、年配の方がワンコを連れて砂肝に大ジョッキ。

ちなみにわたくしは２４時間テレビのボランティアではありません（怒）。

妄想アワー！

朝。出勤時の会社のエレベーター。

30歳前後の女性社員が二人。一人はつい最近結婚したと聞く。

独身A子さん：「最近“してる”～？」

新婚B子さん：「頑張って“してる”よ～！もう死ぬほど“してる”！」

独身A子さん：「ほんと～！偉いね～」

新婚B子さん：「この服、見てよぉ～！かまってる暇無くてさ～、なんか、育児ノイローゼの主婦みたいに地味でしょうぉ～！　でさ～！腰は痛いしさぁ～、もう身体、ガッタガタ！毎日毎日どんなものにしようか考えるだけでも大変！“あれこれ試してはみてる”んだけどね～！でも、旦那、“結構おまえ上手いな！”って言ってくれるんだぁ～～」

なななんと大胆な！
春だとはいえ！
新婚だとはいえ！
若いとはいえ！

お、お、お、お、お、俺がいるのが分かってないのけ！？

妄想爆発寸前のわたくしの耳に最後に飛び込んできた言葉。

「今日は外食にしよっと！」

ちゃんと主語を入れてしゃべれ～～～～！！

春に思うじじい度

浜松町の蕎麦酒房「本枯」。
49歳の男が二人。二つ下が一人。52歳が一人。
浜松町の蕎麦酒房「本枯」。
52歳が一人。49歳男が二人。二つ下が一人。
日本酒がほど良くまわり、話はいつしか「俺たちってじじい！？」談義へ…。

先日久しぶりに大学時代の先輩、同期、後輩と飲みました。
「うちの会社にさ、新人が入ったんだよ。22歳位だぜ！30歳くらい違うんだぜ！あいつらから見たら俺たちはすっげ～じじいに見られてんだろうな～！」と同期。

ちらっと隣の席の目をやる私。
“俺たち”からみたら完全に年上でグタグタのおじさんたち。

自分の酒の弱さを忘れ、日本酒をしこたま飲んだわたくし、
「確かに歳の差はあるけど、昔の50歳と俺たちはじじいさ加減が違うだっての！」って自分でも説明できない、意味不明の開き直り発言。
そのあとは何を話したかも不明。酒量も不明。簡単な話、飲み過ぎ。

さてさて、数日経って冷静に考えてみました。

隣の席にいたおじさんたち。
年上なのは間違いないけれど、現役のサラリーマンなら“俺たち”と10歳も違わないはず。
同期が話した新人君たちとは30歳の差…。
彼らからみりゃ、“俺たち”も隣の席にいたおじさんたちも、もしかして区別がつかない！？

そそそそういや、この前、中学二年生の次女に
「きゃははは！耳から長い毛がいっぱい出てる～！」って笑われたっけ…。
「背中に斑点があってじじいくさい！」って言われたっけ…。

そう思って以来、通勤電車で若い女性が近くに来ると、反射的に下を向き、ものすご～く委縮してしまう擂り粉木おやじ…。

で、酒飲んで萎縮を吹き飛ばして、また暫くして委縮して…。
去年も今頃も同じ連鎖にはまっていたような…。

そんな風に歳月が流れていくのはかなり寂しい気がするのですが…。

お薦め

久々にいい映画を観ました。

知人に薦められた映画『ONCE ダブリンの街角で』。

どうせ連休中は暇だしってんでTSUTAYAにて調達。

これがハマりまくりまして！！

観たあと外に出て伸びをして。何かとても温かい気持ちになれる映画です。

さらに音楽好きにはたまらないはず！

挿入歌の「Falling Slowly」が頭から離れません！！

河原

ワンコと久々の河原。

iPodでも聴きながら缶ビールでゆっくりと思ったら

ワンコが帰りたがり、滞在時間わずか15分！