18年ほど程前、30年以上経って古くなった家を二世帯住宅に全面改築しました。
その折、ちょうど母は糖尿病で入院しており、父とだけ相談して建て直しました。
家が完成して1年ほどだったでしょうか、父が脳血栓で倒れました。
「あんたが勝手に家を建て直すからお父さんも倒れちゃったのよ!庭にあった樹も全部失くしちゃって!」
将来のために良かれと思った改築。
父、母ともすでに他界。
立て直す前の庭で堂々と咲いてた紫木蓮(シモクレン)。
ご近所ので咲く木蓮を見ていると、亡き母の“紫色の愚痴”が今年の春も聞こえてまいります。
>majoさん
そうですね。きっとわたくしも知らず知らずのうちに、嫁さんや子供たちに様々な思い出をあちらこちらにしみつけてるんでしょうね。
坂、踏み切りの音、カラスの鳴声……。
街と人ってのはいつの時代も一体化してるような気がします。
投稿情報: すりこぎJoe | 2007年4 月22日 (日) 00:08
お久しぶりです。
良かれと思ってやったことが裏目に出た・・と感じるのは辛いことですね。
でも親子ってそんなことをお互いにやっているんじゃないでしょうか・・。
季節の花はいろいろな出来事を思い出させるものですね。紫の木蓮の季節、次は「素敵な良い思い出」がきっとできますように(祈)。
投稿情報: majo | 2007年4 月21日 (土) 22:28
>narumiさん
詩人なんて、お恥ずかしい!
ただ想ったことを書いただけで…。
街の景色は変っていきますが、花や樹にしっかり焼きついてる想いは沢山ありますね。
良いことも悪いことも…。
投稿情報: すりこぎJoe | 2007年4 月 9日 (月) 21:00
詩人ですねぇ~
ここ最近で1番の内容です。
紫色の愚痴…
私の場合なぜか、祖母を思い出しました。
投稿情報: narumi | 2007年4 月 9日 (月) 15:56