3月21日。
わたくしの知り合いのピアニスト、珠美さんが編曲した楽譜集「聴かせる日本の叙情歌」の発売記念コンサートに行ってまいりました。
やはり生音はすばらしい!
でもってCDはピアノのソロなんですが、この日はウッドベースとドラムのトリオ。
演奏された全曲よかったのですが、わたくしは「中国地方の子守歌」が最高でした。
珠美さんもMCで説明されていましたが、日本の子守歌は口減らしに里へと出された子守女の怨念や厳しい山村でのくらしを切々と生きていく女たちの愛憎が歌詞に込められていてとても暗くて切ないのです。薄幸の女性の歌なのです。
そこに珠美さんのアレンジ入ると、日本の風景と重なってヨーロッパの田園風景が浮かんでくる……。
とてもとても素敵なアレンジです!涙がちょちょぎれました!
そしてわたくしの夢が一つ増えました。
「珠美さんのピアノで坂本スミ子さんの『夢であいましょう』とレオン・ラッセルの『A Song For You』を唄う! 死ぬまでに絶対!」
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