病院の待合室でもそうですが、中途半端に不健康な方って、どうもそれを自慢する傾向があるようです。
例によって会社の喫煙コーナーでの会話。
ソファの上にあぐらをかいて不健康の象徴であるタバコを思いっきり吸いながら
A氏「いやー、腰痛がひどくてたまりませんよ!ホント」
B氏「俺も腰痛はあるよ。辛いよね」
A氏「いや!僕の腰痛はそんなもんじゃないんですよ! 更年期障害からキテルやつですからねぇ~! あと目眩がひどいの!目眩が!」
B氏「俺なんかも結構長くパソコン覗いてて、立ち上がるとき、立ち眩みしたりするなぁ」
A氏「だからそんなんじゃないんですってば!僕のは更年期障害からきてるんですから!
もう半端じゃない目眩ですよ!そりゃ表現のしようもないほど!」
B氏「う~ん……イメージ出来ないなぁ…」
A氏「もう頭の中がボッカ―ンって爆発したみたいな感じですよ!噴火です、噴火!!(表現出来てるじゃん!)。電車なんか危なくて乗ってられやしない!(おまえ、毎日電車で会社に来てるじゃん!) 若い頃働き過ぎるとなるんですよ、更年期障害ってのは!(え!?もしかして自分のこと!?お前そんなに働いてないじゃんよ~!!)」
ある一定の年齢になれば、入れ物である体の機能は徐々に低下するのはわたくしが身をもって体験しているんので、それはよしとして、不健康なのを自慢するのは止めにしましょうや、Aさん。
不健康なのが嘘臭くなるし、本当に不健康な方に失礼ですよ、Aさん。
健康なことが普通だってことを忘れてしまいますよ、Aさん。
せめてこころだけは発展途上でいきましょうよ、ね、Aさ~ん!
コメント