ゴキブリ博物館、害虫博物館…etc.
ネット上には有りと有らゆる博物館が存在しております。
交通博物館におもちゃ博物館、愛と性の博物館「秘宝館」、タイの死体博物館(これも凄い!)、実在の博物館ではやはり一等賞はここでしょう。
先日、次女にせがまれて行ってきました、目黒寄生虫館。(←注:勇気を持ってクリックして下さい!)
わたくしは学生の頃一度行ったことがあるのですが、古ぼけた建物で薄暗く、異様で陰気なトコって印象でした。
でも、最近ビルを建て直したらく、博物館としては狭いのですが、その迫力と密度と真面目さには目を見張るものがあります。
さらに、財団法人なんで入館料はタダ!
だぐぁ!
体長8.8メートルのサナダムシ(日本海裂頭条虫)にキタキツネや犬に寄生するエキノコックス(多包条虫)、アニキサス、寄生虫の代表代表選手回虫…。
ムササビの大腸を突き破るかのようにまで増えたムササビぎょう虫の標本等々……!!!!
昆虫ぽくって伊勢海老や蟹が食べられないわたくし、まるで映画「エイリアン」の世界に入っちまったようで、ビビリまくり~!
「リプリー!助けて~!」
声にこそしませんでしたが、心の中では10回以上絶叫しまくりでございます!
「ビビっただろ!?」
館を出てから次女に聞くと「ん!?別に」。
でもわたくしは見逃しませんでしたよ! それから妙に無口になって顔が引き攣っていたのを!
噂によれば、寄生虫館の帰りにスパゲティーを食べたつわものの女性もいるとのこと。
うううう……。恐るべし!女子!
2階のグッズコーナーには幾重にも折りたたまれたサナダムシをプリントしたものなど、各種のイカした(!?)デザインのTシャツ!
寄生虫をふんだん(そんなに入れるなぁ~!)に封じ込めたキーホルダー!
ストラップにアクセサリー!
寄生虫のピンバッチ!
各種寄生虫関連書籍!
えーい!持ってけ!ドロボー!(有料ですので、持って帰ったら捕まります)
と、と、とにかく来館した痕跡をと購入しました!名誉館長である亀谷了先生が書かれた「寄生虫館物語 可愛く奇妙な虫たちの暮らし」
まだ怖くて(!?)読んではいないのすが、漫画家伊藤潤二氏の解説文がクールです。
“女子高生のお腹の中に合計45メートルの寄生虫がいた!? “サナダムシ”ってどんな味!? 子供の口から寄生虫が飛び出した!?
世界初の寄生虫専門博物館「目黒寄生虫館」名誉館長が、虫たちの暮らしと博物館設立までの物語を、仰天エピソード満載のエッセイに。奇妙だけど、不思議と可愛い虫たちに、あなたの寄生虫観も変わります!”
わたくしの寄生虫観、変わるでしょうか……。
仰天して終っちまやしないでしょうか……。
さて、うちの嫁さん、ワザとかたまたまか(多分ワザとです)、その日の夕飯に出したのがモヤシの味噌汁にタラコ……。
ごごごご拷問です…。
“寄生虫夢”にうなされる勇気のある方もない方もとにかく一度ご来館あれ~!
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