自由が丘。
スイーツフォレストを中心としたスイーツ関連店、美容室が40店舗以上、マッサージ・ビューティサロンが20店舗以上。もう完全に女性に乗っ取られてしまった感がある街。
「東京の地理がわかる辞典-読む・知る愉しむ」よると、もともとは九品仏川(くほんぶつがわ)の流域の湿地を埋め立てた場所で、自由が丘の「丘」の意味は「台」と同じように関東大震災に東京近郊が急速に宅地化された時期に、各電鉄会社が開発団地名に愛用した文字のようです。要はイメージの問題ですね。(注:行政区画名は『自由が丘』。『自由ヶ丘』は間違いですよ~!)
土日なんぞは遠方から訪れたと思われるカップル、子連のたヒップな若夫婦、オバサンで溢れかえっております。そんな自由が丘の隣町、世田谷区奥沢は老人だらけで…。
余談ですが、よく自由が丘のことを「オカジュウ」って呼ぶ方いますけど、地元の人間は絶対言わないですよ。
なにを隠そう自由が丘の街中で撮った写真です。当時はキャバレーだったこのビルも、今では雑居ビルとして小洒落た飲食店が軒並み入っています。
「パラダイス 自由が丘クラブ」って語感が、すりこぎオヤジにとってはなんとも郷愁を誘うのであります。
そういえば、現在ウェンディーズがあったところには自由が丘劇場というポルノ映画館がありました。正月と夏休みだけは松竹の「寅さん」を上映してました。武蔵野推理劇場って映画館もついに閉館してしまいました。怪獣映画は必ずここで観てました。
でも、まだまだ“昔の自由が丘”は、すっかり変わってしまった街をじっと見つめているのです。
この写真も自由が丘駅から1分ほどのところにあるガード下の飲み屋街。
スイーツな街と対極にあるディープな街自由が丘…。
心療内科がなんと五つも…。
これからどんどん掘り下げていきたいと思います。
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