携帯電話の憂鬱

ここんとこ会社と自宅を行ったあり来たりだけの日々で、会社ネタが多くなり。

で、いっちょハジけたネタをと思ったのです。

が、

今回も会社ネタ。

映画「ターミネーターのテーマ」「チャルメラ」「ベートーベンの第九」、わけの分からんアニメの主題歌…。わたくしの会社では、業種が特殊なせいもあるってことで百歩譲ったとしても異常なほど、缶コーヒーをごちそうになってったとしも死んでも「センスいいですね～！！」とは言いたくない携帯の着メロが一日中鳴り響いております。

一般企業では有り得ない騒音であることは間違いないのですが、それはさておいて。

廊下、非常階段、給湯室で声をひそめて携帯電話で通話している方は、100%プライベート電話。

「だからさ～！そんなことが許されるわけないでしょうが…。身内じゃなきゃとっくに縁を切ってるよ、母さん…」と定年間近の男性。

「そんなことどうして分かるのよ…だから…」。すすり泣く20代後半の女性。

「あれ！？ちくしょう！消えちゃたよ！だから機械はいやだってんだ！」。携帯の操作がよく分からず目的を達成できず、隣りのビルまで響くきわたるかのごとき独り言を発する寿司屋の大将風のおやじ様…。

上記の面々、当然仕事の連絡でも携帯を使うでしょうし。

携帯電話という便利な文明の利器の中に私生活も詰め込んで会社に来ちゃってるわけです。

これじゃICチップを埋め込まれたペットと同じ…。

仕事とプライベートの闇鍋状態。

心を病む方が急増しているのがなんとく分かるような気がします。