小学生誘拐・殺人、某証券会社とのんきな証券取引所の大ポカで、400億円の札束が宙を飛び…。
缶コーヒーを買おうとして、ポケットから100円玉が飛び出し、自販機の下に落ちて取れなくなり「くっそ~!」なんて悔しがることとは宇宙ほど差があるほど、考えられない事件が頻発しております。
じっと我慢してたものが、ついに耐え切れず、しかも思いっ切り動き出したが如く。
年を越せるのか心配になるほどでございます。
幼稚園児が見ても分りやすいズラを装着したアネハネハ大王に端を発した耐震構造疑惑。見た目は紳士で好好爺風のヤマカワリン所長。
わたくし、建築関係にはド素人なので詳しいことはよく分りませんが、要は、建築主、施主、構造・設計、そしてそれらにアドバイス(!?)するコンサルタント会社の役割分担、さらに下請けの下請けのそのまた下請けの「親亀の上に子亀を乗せて~♪」状態で延々と続く建設業界の構図が、素っ裸で街を歩くのと同じぐらい丸見えになちまったわけです。
「1円でも安く部品等を到達する」という「コストダウン」は、民間企業ならどこでもやっていることです。
でも、わたくしの髪の毛ならともかく、中身がスカスカじゃシャレになりませんよ。
時代という大きな波にさらされ、淘汰されたはず(?)の建設業界。
でも、生き残ったのが“負”の部分だけだとしたら、アスベスト問題の如く、これから第二、第三のアネハネハ大王が登場してくることは間違いないでしょう。
「さ~て、そろそろ年賀状の準備でもすっか!」
ごくごく普通に、真面目に過ぎしていた方々の日常をことごとくターミネートした連中。
法令違反だと知ってて、放置して、騒がれて、怒ってる連中。
日本社会の“負”の構図を、リーダとして作り上げてきたこうした連中が、「年金は大丈夫なんだろか…」なんて言う資格な~し! もらう資格もな~し!
日本の魂のすりこぎ度はわたくしよりもひどいようで…。
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